2025年7月7日(月)23:06より放送スタートのドラマ『レプリカ 元妻の復讐』。主演・トリンドル玲奈が、“整形で別人になりすまし復讐を企てる元妻”というセンセーショナルな役に挑みます。その原作となるのが、タナカトモ・ひらいはっちによる同名コミック。容姿、名前、過去――すべてを捨ててでも取り戻したいものがある。その執念と痛みを描く原作の魅力をご紹介します。

レプリカ 元妻の復讐 1巻 (ゼノンコミックス) Kindle版 タナカトモ (著), ひらいはっち (著)
◆「ブス」と罵られ、夫を奪われた過去。壊された人生を取り戻すために
ゼノンコミックスから刊行されている『レプリカ 元妻の復讐』第1巻。
主人公は、かつて「ブス」といじめられてきた女性・すみれ。容姿ではなく中身を見てくれた理想の男性と結婚したものの、やがて夫は美しい別の女性に心を奪われ、すみれを裏切ります。
その女性は、偶然にも、すみれを長年いじめ続けた“あの女”だった――。
すみれは決意します。自分を捨てた夫と、自分からすべてを奪った女へ復讐を果たすことを。彼女は顔を変え、名前を変え、伊藤すみれという“別人”として過去に立ち向かっていくのです。
◆優しげな微笑みの裏で、燃え盛る怒りと冷静な策略が動き出す
原作の魅力は、主人公・すみれの内面描写にあります。
整形したからといって、癒されるわけではない心の傷。変えられない記憶と、積もり続けた怒り。その複雑な感情のひだを、原作は丹念にすくい取っていきます。
“きれいになれば幸せになれる”という単純な物語ではありません。むしろ、きれいになったからこそ見える現実と、さらなる孤独。そして、どこまでも冷静に進められていく復讐の罠。
読者は、すみれの瞳に宿る激情と、その奥にある哀しみに飲み込まれていきます。
まとめ:すべてを捨ててまで貫く思い。その痛烈な物語を原作から体験してほしい
ドラマ『レプリカ 元妻の復讐』では、主演・トリンドル玲奈が“微笑みの裏に怒りを秘めた女”を演じ、その行動の動機や心の揺れをどう表現するのか注目が集まります。
けれども、すみれという人物の核心をより深く知りたいなら、まずは原作コミックス第1巻に触れてみてください。
なぜ彼女はここまでして過去と向き合うのか。
どれほどの思いを秘めて、復讐を選んだのか。
そこには、誰もが持つ“忘れられない傷”と、“それでも生き直そうとする力”が描かれています。整形を通して生まれ変わるのは、外見だけではない――心の深部に踏み込む復讐劇が、静かにあなたの胸を打ちます。

レプリカ 元妻の復讐 1巻 (ゼノンコミックス) Kindle版 タナカトモ (著), ひらいはっち (著)

