パンとサーカスと小さな声


あらすじ

王国の人々は毎日、パンを食べ、サーカスを楽しんでいた。
でも、街の片隅には壊れた橋や不便な暮らしがあり、人々は黙っていた。

そんな中、ひとりの少年カイが小さな手紙を書いた。
「橋を直してください」――短い言葉でも、確かな思いを込めて。

少年の声は、老書記官メネラオスによって記録され、やがて新しい王子の目に留まる。
その小さな一歩が、街を少しずつ変えていく。

パンとサーカスの裏で、届くべき声は必ず届く――
そんな希望を描いた、三話完結の文庫本。


1.パンの日とサーカスの日

2.こわれた橋と沈黙の人々

3.小さな声、大きな波


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