わたしを気にしてくれた日、心の扉が少しだけ開いた。

第3章 ★★★Approach──接近 昼休みの終わりを告げるチャイムが、校庭の空へと吸い込まれていく。鉄棒のそばに、咲良の姿があった。ランドセルを傍らに置き、膝の上にノートを広げている。鉛筆の先が紙の上を静かに走る。わ … 続きを読む

“ありがとう”は、ノートの中に隠した。

第2章 ★★Rescue──救済 死神は、砂時計を握ったまま、しばらくその場に立ち尽くしていた。 砂は落ちきっている。 それは、命がひとつ終わったことを意味していた。 だが、胸の奥に残る妙な感覚が、しばらく消えなかった。 … 続きを読む

その日、私は「いただきます」が言えなかった。

【プロローグ】 “死神”と聞いて、あなたは何を思い浮かべる? 鎌? 黒いローブ? それとも、冷たい手? ……彼女は、違った。 【第1章★Pain──傷心】 朝の光が、まだ寒さを残す台所に差し込んでいた。 咲良は、冷めたご … 続きを読む

あなたの祈りがあったから― 

著者 きぃパパ 祈りは、きっと誰かを救う。──『あなたの祈りがあったから』作者。 伏線を回収する瞬間の快感。そして、読み終えた後に残る余韻。物語の力を信じて、一文字ずつ紡いでいます。 第1章から無料公開中👇誰かの「読んで … 続きを読む

小説家による小説家志望のための小説入門講座(裏)

著者 森美樹 1995年に講談社X文庫ティーンズハート大賞佳作を受賞し、作家活動をスタート。以降、新潮社R-18文学賞読者賞や伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞奨励賞、さいたま文藝家協会大賞正賞など、多くの文学賞を受賞してき … 続きを読む

妖怪熊

著者 統失2級 30歳で統合失調症と診断されながらも、精神薬の力と自身の努力で回復し、読書や執筆を楽しむようになった方です。かつてはパチンコ店員やトラック運転手として働き、現在はnoteにてショート小説や闘病記、格闘技エ … 続きを読む

冤罪40年目の俺が“死人と罪人だけの世界”に転移し、真実を暴く

著者 よね カクヨムと小説家になろうで活躍する創作者。積極的に他の作家とも交流し、フォローや評価を通して創作の輪を広げています。互いに刺激し合いながら、作品づくりを楽しむ姿勢が魅力的な書き手です。 他の作品や続きが読みた … 続きを読む

『新たなる目標へ』

──さて、どうしようか。 1番最初に動くことができた者が勝てる状態だ。 なんとしても動いてやりたい。 そう思っていると── ──サッ 俺の身体が勝手に立ち上がり出した。 左手で刺された右腕を押さえた。 なんだなんだ? 誰 … 続きを読む

『特別で驚異的な人間』

──ザザッ‼︎  俺は2人の男の前に立ちはだかった。 「誰だ?」 「お前“ヘッズ”…いや、“テイルズ”か?」 「混合種なんかいるのか?」 「いや、聞いたことないな。」  “ヘッズ”と“テイルズ”?  種族か?  そんなこ … 続きを読む